Trio MusArto
トリオ・ミューズアート
2009年 日本公演
2009年10月15日 (木) 富士ロゼシアター 18:30 開演
2009年10月17日 (土) アクトシティ浜松 19:00 開演
2009年10月18日 (日) 静岡音楽館AOI 18:30 開演
J. ハイドン ピアノ三重奏曲 第39番 G-Dur “ジプシートリオ“
L. v. べートーヴェン ピアノ三重奏曲 第1番 D-Dur Op.70 “幽霊”
F. シューベルト ピアノ三重奏曲 第2番 Es-Dur Op.100、D929
チケットのご購入 : チケットぴあ (Pコード : 330-276)
全席自由 : 前売 2,500円 / 当日 3,000円
お問い合わせ: mori-management@musarto.de
トリオ・ミューズアート
表現に富んだ音色、多様な表情を見せるメロディー、そして重奏の美しい統一.....
これは”トリオ ミューズアート”の音楽に対する根本的な解釈である。
マーティン・シュミンケ(ヴァイオリン)、ハウケ・ハック(ヴィオリンチェロ)、関 敦子(ピアノ)の3人が手を結び、
最高レベルの室内楽演奏にチャレンジする。
2002年に”トリオ ミューズアート”が結成された後、いち早くコンサート活動を開始し、現在に至るまで大勢の聴衆を沸かせている。 また、CD製作にも意欲的で、ベートーヴェン、ブラームス、マーティン・ゲリックの作品からなるCDを製作。
作曲者の意図に忠実でありながら、彼ら個人の解釈に重点を置いた演奏を通じで、聴衆と共に音楽的体験をすることが”トリオ ミューズアート”の目指すところである。
彼らの得意とする古典派、及びロマン派作品の演奏に加え、20世紀の作品、現代音楽までもこなす”トリオ ミューズアート”は、ライプツィヒ(メンデルスゾーンハウス)、ベルリン(コンツェルトハウス)、ドルトムンド(コンツェルトハウス)、オーストリア、イタリアでのコンサートを含む多様な演奏活動を行い現在に至る。
追記:
2007年11月にトリオ結成メンバーであったピアニストのムンゴ・ヤンシンドゥラムの他界後、彼女の長年の友人であり、ドルトムンド国際シューベルトコンクールの1位優勝者でもあるピアニストの関 敦子が2009年よりメンバーに加わっている。
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マーティン・シュミンケ (ヴァイオリン)
1973年 ドイツ連邦共和国、カッセルに生まれる。
7歳よりヴァイオリンを習い始め、1990年よりカッセル音楽アカデミーにおいて
ハンガリーの著名なヴァイオリニスト及び教授である、アルベルト・コチシュにより音楽、演奏を学ぶ。 その後、ヴルツブルグ音楽大学においてアーンスト・トリナー教授に師事。
1994年ドイツにおける国際ルイス・シュポール音楽コンクールにて一位優勝。
その後、ソリストとしての活動を開始し、数々の交響楽団、室内楽団と共演。
ヨーロッパはもとより、日本、アメリカ合衆国での演奏ツアーを行っている。
この間、彼の音楽に対する興味は、室内楽、特にピアノとのデュオ、ピアノトリオに向けられ、次第に室内楽に専心するようになる。
1998年、1999年にアメリカ合衆国、サクラメント大学に招かれ、室内楽の夏季マスタークラスにおいて強靭をふる。 また、韓国においては毎年、ヴァイオリン、室内楽のマスタークラスに客人教授として招かれている。
尚、マーティン・シュミンケのヴァイオリンはジャン・バプティスト・ヴイヨーム。
ハウケ・ハック (チェロ)
1967年、ドイツ連邦共和国、デュッセルドルフに生まれる。
ケルンにてA.バウアー教授に学び、アーヘンでハンス・クリスチャン・シュヴァイカー教授に学ぶ。
室内楽をアマデウスカルテット、及びヴェルディカルテットに学ぶ。
1992年にオーケストレーションの学位を取得。
1995年にケルン音楽大学、大学院卒業。
この期間にベルギー、アントワープで王立交響楽団との契約を結び、国際的に活躍する多くの指揮者、ソリストと演奏。 また、ベルギー王立フランドル室内楽団、ヨハネスカルテットのメンバーとしても活躍した。
1996年よりドイツ、ドルトムンド交響楽団のメンバーとしての演奏活動に加え、ソリスト、室内楽の演奏活動にも積極的に取り組んでいる。
彼の音楽はまた、クロスオーヴァーミュージック分野においても興味を示し、舞踏団、演劇団との共演にも登場する。
ソリストとしても精力的に取り組んでおり、今までに多数のオーケストラと共に共演し、リヒャルト・シュトラウスの”町人貴族”、べートーヴェンの”三重協奏曲”を含む、ハイドン、ドヴォジャーク、ボッチェリーニ、シュック、グルダらの作品を演奏している。
ハウケ・ハック所有のチェロはジョルジュ・モージェノー。(1884年ブラッセル製)
これは1885年のアントワープ万国博覧会において出品されたものである。
関 敦子 (ピアノ)
武蔵野音楽大学、同大学院卒業。 酒井起世子、徳川愛子、丸山淑子ら各氏に師事。 1991年に渡独し、デルモルト国立音楽大学において、アルヌルム・フォン・アルニム教授に師事。 ’95年演奏家国家試験合格、同大学院終了。
また、彼女はさまざまなピアノコンクールでの入賞経歴を持つ。 1991年 国際シューベルトコンクール第一位優勝をはじめとして、’94年ホセ・イトゥルビピアノコンクール3位、’95年ピネロロ国際ピアノコンクール第一位優勝。 ’96年ウイリアム・カペル国際ピアノコンクール、G.シッドウェル賞受賞。
その後、ヨーロッパを中心にさまざまな演奏活動を開始。 ベルリンフィルハーモニー(ベルリン)、マイスタージンガーハレ(ニュールンベルグ)、ベートーヴェンハウス(ボン)、ナショナルパラスト(ソフィア、ブルガリア共和国)、その他イタリア、スペイン、スイスなどでも定期的に演奏を行っている。。
日本国内では2002年に東京国際フォーラムでベートーヴェンピアノコンチェルト第5番”皇帝”を演奏。その後は定期的にソロ演奏を行っている。
現在、ドイツ連邦共和国、ドルトムンド在住。